好きなミシンを使うものづくり。
自分の手でできるようになるのが、
すごく楽しい。
膜製造部
野口 七海
2024年10月 入社
栃尾高等学校卒業。高校時代は陸上部と書道部に在籍。
毎年秋には駅伝選手にも選抜される。
高校卒業後、美容の仕事を経験した後、
やっぱりものづくりの仕事がしたいと今泉テントへ転職。
趣味は音楽を聴くこと、映画やドラマを見ること。
10メートル近いテント生地の
縫製を担当しています。
担当している役割を教えてください。
私が所属しているのは、テント倉庫などに使う膜をつくる膜製造部です。膜に使う生地を切ったり、縫製したり、熱で溶着したりして必要なサイズや形につくる部署で、そのなかでも縫製を私は担当しています。縫う生地によって最適なミシンを使って、縫い方や糸の太さも変えて縫製していきます。10人ほどが働く第一工場のなかでは私がいちばん若手です。
縫製の仕事の難しいところは
どんなところですか。
10メートル近いサイズのテントの生地は重さや厚みがあり、その重さには苦戦します。3、4人で一緒に持って動かす必要があります。縫い方も直線的に縫うだけでなく、三角形や四角形、円形に縫うこともあります。縫う前に必ず先輩たちに聞いたり、確認してもらって、とにかく丁寧に縫うようにしています。
縫製の技術は上達していますか。
入社当時は指示された作業をこなすことで精一杯でした。でも先輩たちの仕事をよく見て、教えてもらったことを毎日の仕事で繰り返し実践するなかで少しずつ成長できていると思います。先輩たちは作業も素早く綺麗で、すごいなあと毎回思います。私はまだまだですが、難しいところを上手に縫えたときは、きれいにできたなあと嬉しく感じます。
テントって、
こんなにたくさんの種類があったんだ。
今泉テントに入社したのは
どうしてだったのですか。
テントって、小学校の運動会のときのテントしかイメージがなかったのですが、高校生のときの就職説明会で、倉庫などの建築物やドームテントなどたくさんの種類があることを知りました。中学生の頃から家のミシンで本のカバーを縫ったりするのが好きだったので、ミシンを使うものづくりができることも魅力でした。
働きやすい環境ですか。
はい。毎日5時30分の定時で帰ることができているし、お休みもちゃんと取れています。通勤は電車とバスで、実家から通っています。今泉テントに入ってから家族も安心してくれています。第一工場は女性も多く、一緒に働いている先輩たちはおもしろくて優しいので、わからないことも聞きやすいです。
これからの目標を教えてください。
やっぱり私はミシンが好きで、自分の手で難しいことができるようになるのがすごく楽しいです。先輩と一緒に仕事をしているとスピードの違いを感じるので、もっと作業効率も考えて早くできるようになりたいです。まだ現場に行ったことがないのですが、自分が縫製した膜が大きな建築物に使われているのをいつか見てみたいです。